最終予約受付は診療終了の30分前
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PREVENTIVE DENTAL CARE
歯は、私たちの生活において極めて重要な役割を果たしているため、歯の健康を軽視することはできません。歯を失うことは、食事を楽しむ喜びが減り、適切な栄養を得ることができなくなることや発音が困難になるだけでなく、全身の健康にも深刻な影響を及ぼすリスクがあります。
当院では、むし歯や歯周病の予防と歯の健康維持を通じて、患者さまの人生の質を向上するお手伝いをします。歯の健康は、人生の喜びと満足を築く大切な要素です。
むし歯は特定の細菌によって歯が溶かされる病気で、歯周病は歯を支える歯周組織に炎症が起こる病気です。人生において歯を失う理由の多くはむし歯と歯周病です。
むし歯も歯周病も原因となる細菌は異なりますが、どちらも歯垢(プラーク)によって増えるという共通点があり、このプラークをコントロールすることが病気の予防の鍵になります。
ここまでに説明している通り、むし歯も歯周病もお口の中の細菌による感染症で、その細菌は歯垢(プラーク)の中で増えるため、プラークコントロール、つまり歯垢を適切に管理することができれば、むし歯と歯周病を予防することができます。
毎食後に適切なブラッシングで歯垢を残さないことや、ブラッシングでは落とせない歯石(歯垢が唾液の成分と結合して石灰化したもの)を歯科医院で定期的に取り除くことがプラークをコントロールするために欠かすことができません。
定期健診では、お口の清掃状況をチェックさせていただくことで、自分では気づきにくいお口の変化を確認したり、セルフケアの振り返りを行うなど、ご自身のお口の状態を知り、健康でいることを楽しく思っていただけるような診療を心がけています。
患者さまがご自身の健康を維持、確認するために通っていただけるような気持ちの良い予防をご提供します。
当院では、お口の環境を良い状態に維持してむし歯や歯周病を未然に防ぐために、定期的なメンテナンスを推奨しています。一般的な定期検診よりも長めに時間を取って、丁寧にしっかりとメンテナンスを行います。
患者さまご自身と歯科医院で協力して行うプラークコントロールと、むし歯や歯周病を早期に発見して早期に対処するための歯科検診で、患者さまのお口の健康を長期的にサポートしていきます。
定期検診にお越しいただく際には、必ず事前にセルフケア(歯みがきや歯間ブラシ、デンタルフロス等を使った清掃)をしてきていただくことをお願いしています。そのうえでお口の清掃状況をチェックさせていただくことで、セルフケアの弱点を見つけることができます。歯科医院では、患者さまの磨き癖やお口の環境に合わせて、最適なセルフケアの指導を行います。歯みがき指導を重ねることで弱点が改善されていきます。
場合によっては、最適なデンタルケアグッズのご提案もさせていただきます。
歯垢が石灰化して固まった歯石は、自身の歯磨きでは落とすことができません。歯石の表面はザラザラした構造なので、新しい歯垢の温床になりやすく、自分自身の歯磨きでは落としにくくなってしまいます。
この歯石や磨き残してしまった歯垢は、歯科医院で歯科衛生士が専用の機器や歯ブラシを使って取り除きます。是非プロによるクリーニングや歯磨きを体験してみてください。
むし歯もですが、歯周病は特に時間をかけてお口の環境を壊していくものなので、長期的な視野で取り組む必要があります。当院では、定期的に歯垢染色液という歯垢がついている個所に色をつける専用の薬液や、歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の溝)を深さを測り、歯周病の状態を記録します。また、お口の様子の規格写真(決まった規格で撮影した写真)もあわせて過去と比較検証することで歯周病の状態を正確に把握し、患者さまとデータの共有をします。
むし歯や歯周病は、自覚症状が少なく進行していく病気です。自覚症状が出たときには、かなり進行してしまっていることも多くあります。心当たりのある方は、すぐに歯科を受診することをお勧めします。
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